IT業界をひっぱっていく「SE」
IT業界の現状
IT業界も需要が高く経験者が優遇されやすいおすすめの業界です。経済産業省が発表したデータによると、現状で約21万人の人材が不足しており、それに加えて今後も市場は広がっていくことを考えると将来性のある業界であることが分かります。ITはすでに現代社会において必要不可欠なものとなりました。そのような中で、今後のIT業界ではどのような人材が求められるようになってくるのでしょうか。
IT業界の市場は平成21年に一度減少傾向になったものの翌年からは再び増加し、今もなお成長を続けています。平成21年の減少傾向は、その前年に起きたリーマンショックの影響が強いです。その後も不景気や震災などがあったものの、最近では円安やアベノミクスの影響もあってIT投資に積極的な企業が増えました。その結果、継続して伸び率を維持しており安定した状態を保っています。
SEが必要とされている
IT業界の仕事で特に注目したいのがシステムエンジニア、通称「SE」です。顧客先でのシステム設計やソフトウェア開発を行う仕事です。大手だと銀行などの大規模なシステムの保守管理などを行う場合もあります。そしてこのSEと言う仕事は開発作業を行うだけではなく、チーム内のエンジニアをマネジメントをしたり顧客との調整などを行う役割を持ちます。同じく成長産業である介護業界と同様IT業界でも、チームをまとめてひっぱっていくリーダーとなる人材が求められています。
しかし、上記でも述べたようにIT業界は現在人材不足に陥っています。求人は多く出ているものの、その求人内容を満たす人材や就職を希望する人材がいないのです。苦しい現状を解決するためには、学校教育の段階でのプログラミングに関する授業の導入、女性や外国人が働けるような環境の整備、待遇や労働環境の改善などが必要になってきます。しかしこれらは業界内の動きだけでは手の届かない部分も多く、国や自治体の協力が必要になります。また、実現するまでに時間を要するでしょう。そのため、各IT企業は業界経験者の人材が喉から手が出るほど欲しい状態です。そのため、SEとしての経験があったり、開発スキルがある人材というのは非常に良い待遇で転職できる可能性が高いです。
新しい技術は今後も出てくる
最近はIoTやM2Mなどの技術が普及してきており、ITが社会で担う役割は今後も大きくなっていくでしょう。ドローン事業における独自のアプリケーション開発やビットコイン導入のためのシステム構築など、新しい技術に伴ったビジネスは活発に進んでいます。そのため、IT人材の需要は今後も継続して続いていくでしょう。
経験を活かさないのはもったいない
自分は応募しても良いのか?という不安
求人に「経験者優遇」と書かれていて、実際にその仕事を経験したことがあっても、本当に自分は応募しても良いのだろうかと悩んでいる人に向けてタメになる情報を紹介しています。どこからが経験者なのか、やはり未経験だと無理なのかなど、気になる点を解説していきます。
詳細をみる